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ももも。のおスイス暮らし

初めてのドイツ語

初めてのドイツ語



ニュージーランドにワーホリに行き、まずは語学学校に行った。
そこの学校はスイス人が多かった。
ホームステイメイトもスイス人だった。
あのときは、英語に必死で他の言語を覚える余裕がなかった。
でも役に立たないスイスジャーマンを教えてもらったな。

「ふひはしょり」

食器棚という意味らしい。

ひらがなで書いてしまうと、どうってことないけど、
「は」行の音は喉を鳴らすのがポイント。

この単語、あんまり使われていないらしいんだけど、いわゆるスイスジャーマンの
ティピカルな音が満載な単語として、有名らしい。




旅に出ると、スイス人よりドイツ人が圧倒的に多かった。
旅の後、バックパッカーで住み込みで働いていたのだけど、
一緒に働いていたマヌもドイツ人、お客さんもドイツ人がとても多かった。
そこは小さい宿で、90%がドイツ語圏のお客さんということもたまにあり、
その夜は宿中にドイツ語が響き渡っていたこともあった。


とある日、マヌの友達のオーストリア人のマティアスが宿に泊まりにくることになった。
でもタイミング悪く、マヌは数日間おでかけすることになっていた。

私は初対面になるマティアスをもてなしたいという気持ちになった。


んで、マヌにドイツ語を習った。

Hallo. (こんにちは)
Herzlich willkommen. (ようこそ)
Mein Name ist Momomo. (私の名前はももも。です。)

これが私の初めてのドイツ語だった。



数日間、ブツブツと練習した。
さて、マティアスが来て、練習どおりごあいさつ。


マティアスきょとーん。



しまった、通じてない(汗汗…)。初対面だというのになんか気まずい。
マティアスに理解した?と聞くと「Yes」と。
私の愛嬌をこめたつもりのドイツ語挨拶も、なんか不発に終わった。


後でマティアスと仲良くなってから聞くと、
「通じたけど、いきなり日本人の子がドイツ語で話しかけてくるとは
思わなかったから、びっくりして何も反応できなかった」そうだ。




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